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投稿・私の性告白

社長との密約(2)

「それはね、ペン型のローターだよ」

社長との密約(2)
イラスト・羽鳥詩亜

《さわやかな5月半ばのある日。「ちょっと社長室まで来てくれるかな」と、海外出張から戻ったばかりの社長から私のデスクに内線電話がありました》

社長の遠山は65歳。それはそれはワンマンで、一代で会社を築き上げたくらいの有能な人でしたから、社員たちもみな、社長と話すときは、とても緊張していたものです。
身長170センチ弱、やせ型で白髪。65歳にしては老けている風貌で、自分の父親と同じ年とはいえ、どちらかというと、おじいちゃんという感じでした。
「失礼致します。高橋です」
社長室の扉をノックし、声をかけると、
「ああ、入りなさい」
中から、ぶっきらぼうな声が返ってきました。
恐る恐るドアを開けると、予想外に社長の笑顔があり、嬉しそうな表情をしていましたので、ひとまずほっとしました。
「社長、何かご用でしょうか?」
「いや、あのね…誰にも内緒にして欲しいんだけど…。君にアメリカ土産を買ってきたんだ。もらってくれるかな?」
社長が私に包みを差し出しました。
「えっ、私にお土産ですか? どうしてでしょう…? あ、いえ、ありがとうございます。遠慮なくいただきます」
深々と頭を下げ、その包みを受け取ります。
細長くて硬い感触なので、ペンか万年筆かしら、と想像していると、
「開けてごらん」
と言われて、その場で包みを開けました。
やはりペンでした。でも、何だか変な感じなのです。ペン先の部分がなく、丸くなっていて、もう一方の先にオン・オフの小さなスイッチが付いています。
「それはね、ペン型のローターだよ」
怪訝そうな顔をしている私を見て、社長がニヤッと笑いました。
「ローターですか…? って、あの…大人のおもちゃのローターですか?」
私は思わず目を丸くしました。
「そうだよ。丸い卵型のローターはよくあるけど、ペン型のは日本に売ってないからアメリカから買ってきたんだ。君に使って欲しくてね。どうだろうか、これをアソコに入れて仕事してくれないかな」
「えっ? これを入れたままですか? まさか、そんなこと…無理です、できません! だいたい振動音が他の社員に聞こえちゃいますよ!」
あまりに唐突な、いやらしい頼みに面食らってしまった私は、つい大きな声で反論してしまいました。
しまった、社長に口答えするなんて…。きっと怒鳴られてしまう。
思わず下を向いてしまいました。
(つづく)

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