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投稿・私の性告白

それぞれの思春期(4)

息子役になって彼女の恥毛を撫で…

それぞれの思春期(4)
イラスト・羽鳥詩亜

 《道子と私は社内不倫の関係だ。ある日、息子の自慰を見てしまった道子から相談を受けた私は、自分の思春期の体験談を聞かせてやることにした》

 父と母の合体決行日がとうとう来た。土曜日であった。
 その夜は雨が降っていたが、夜半過ぎに雨脚が激しくなり、春雷もとどろいてガラス戸越しに稲妻が部屋の中まで差し込んでいた。
 私が明かりを消してから10分ほどたった頃、隣の部屋でものの動く気配がした。耳を澄ましてみると、雷鳴の合間にかすかにだが、母の荒い息遣いが聞こえてきたように思えた。
 襖を少しだけ開け、暗闇に目をこらす。すると、奥の母親が寝ているはずの布団が盛り上がっていて、そこが高くなったり低くなったりと、浮き沈みしている。
 やがて上下の動きで布団がずれ、両親の上半身が露わになってしまった。
 父の様子はよくわからないが、母は仰向けになっていたので両乳房が剥き出しとなり、それが稲妻に映えて際立って見えるのであった。
 日頃、湯上がりの母の乳房を見たりしてもなんとも思わないのだが、こういうシチュエーションではドキドキして見てしまうのはなぜだろう。たぶんそれが、まぎれもないセックスの現場だからに違いない。
 胸の鼓動が早鐘を打つ。
 どういうわけか、このとき、父のことはまったく念頭になかった。母のことだけ気がかりだった。事実、母の喘ぎ声だけ、妙に耳に残っているのだ。
 「小5から中2くらいのこの頃が、俺の思春期だったね。ちょうど性に目覚め、興味を持ち始めた頃だった。中でも一番の変化は、それまで母としてしか見ていなかった母を女として見るようになったこと。君の息子も、同じような年頃じゃないかな。未知の領域に踏み込み始める時期だよ。自慰もそのひとつ。母親の下着に興味を持ったりするかもしれないけど、母親は身近な教材なんだから、息子のために頑張って」
 私は思い出話をしたことで、自分が道子の息子役をするという趣向を思いついた。
 「ママ、仰向けになって。ママ、この林に囲まれた場所は何ですか」
 私が恥毛を撫でながら言うと、体をよじりながら道子が答える。
 「そこはお前の本籍地よ」
 「おや、へこみがありますね。中を探ってみよう。深いなあ、このへこみ。僕の指の長さくらいある。池みたいだ。泉が湧いてくる。ワーッ、あふれそう」
 「そうよ。そこは楽園なの。母さんと父さんと2人そろって散歩したら、とっても楽しいところ。あぁ、もっと池の水をかき混ぜて。水が外にあふれるように、そう、そうよ、いいわ、い、いい…」
  (おわり)

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