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投稿・私の性告白

私だけのオモチャ(1)

男の顔の上に女が座る画像を見つけ…

 私だけのオモチャ(1)
イラスト・羽鳥詩亜

 私には男の人には言えない願望がありました。
 それは、「男をオモチャのように扱ってみたい」、そして「男を犯してみたい」ということです。
 実は、どんな女性でも私のようないやらしい願望を心の奥に隠し持っているものです。どんなにおとなしそうに見える女性でも、いつも受け身で自分からセックスがしたいと口にできない女性であっても、それは同じです。女は、男に合わせて快楽を味わいたいだけではなく、時には男にリードされず、自分がリードするセックスを楽しみたいものなのです。
 私がそんな気持ちを持っていることに気づいたのは、1枚の写真を見たときでした。それまでは、セックスは男に誘われるもの、男の気分次第だと思っていたのです。
 ネットで偶然、男性が床に寝かされ、そして顔の上に女性が座っている画像を見つけたのです。そして、あることを思い出したのでした。
 夫には言っていませんが、私は結婚前、SMクラブでバイトをしていました。脱ぐ必要もないし、セックスもなし。それにもちろん、お金も稼げる。そんな理由からです。
 週に2回ほどでしたが、私はSMクラブで女王様に変身しました。最初は見よう見まねで、いっぱいいっぱいでしたが、先輩たちの指導もあり、1年も経てば、縄の扱いはもちろんのこと、言葉遣い、そこへやってくる客をどう扱えばいいのか…と、まるでプロのようにプレイをこなせるようになっていました。
 その日も、いつものように男性を縛り、逆さ吊りにし、お尻を手で叩いていました。男性の下半身は萎縮したり、パンパンに勃起したりを交互に繰り返しています。その変化を見ながら、叩く強弱をつけます。ペニスの状態が責めのメーターなのです。
 そろそろ床に下ろそうとしたときのことでした。「ありがとうございます」という言葉とともに、彼が私の太ももにそっとキスをしたのです。その瞬間、まるで体中に強烈な電気が走り抜けたような感覚を感じたのです。一瞬、自分に何が起こったのかがわかりませんでしたが、その時は、仕事中だからと自分に言い聞かせ、プレイに集中することにしたのです。
 そのときに感じた、あの感覚をふと思い出して、そして、どうしても確かめたくなってしまいました。
 結婚していても、セックスしているとは限りません。夫と妻なんて、いつしか家族という空気のような存在になってしまい、いればいい、帰ってくればいいという存在になりがちです。人前ではいくら仲良く振る舞っていても、家に帰れば言葉も交わさない、目も合わせない、そんな仲でも、夫婦なのです。 (つづく)

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