アダルトサンスポ・フジ
投稿・私の性告白

秘密情報の漏洩(5)

「もう…入れて下さい」

秘密情報の漏洩(5)
イラスト・幸杏奈

 《アダルト動画の話題から、同僚の橋本さんとホテルへ。「これと同じように進めましょう」。彼がノートパソコンを開き、アダルト動画を再生し始めた》

 「すごい…ああぁ」
 突然の刺激で、喘ぎ声が止まらなくなっていた。
 画面の中の男優も、女優の股間に顔を埋めている。
 「うっ…」
 じゅるじゅる…。愛液をすする音が部屋に響く。
 「もう…、ダメっ…」
 「マッサージはこれからですから」
 太い指が、ゆっくりと女の入り口に差し込まれる。
 悶え始めた私が動くたびにバスローブがはだけ、橋本さんは上半身にも愛撫を施す。
 「いい…すごくいい…」
 「吸い付くような肌ですね」
 橋本さんは、台詞も忠実に再現した。
 「力を抜いて下さい」
 「あぁん、そこ…」
 ずぶずぶと愛液をすくう指の動きが激しくなる。あと少しの刺激で、絶頂に達してしまいそうだ。
 「ダメ…いや、いやっ、ああっ」
 橋本さんの股間はくっきりと盛り上がっていた。そこに触れたいのに、上手く届かない。
 「どう、いいですか?」
 尖った舌先が乳首を転がし、固くなった男根が私の下半身に擦りつけられる。
 「もう…入れて下さい」
 橋本さんも下着を脱いだ。
 「…すごいですね」
 反り返る男根が異常な興奮を生んでいた。
 濡れた割れ目に橋本さんがずっぽりと入ってきた。
 「うっ」
 「あ、あっ、あ、あっ」
 私の中で橋本さんが脈を打つ。その度に腰を浮かせ奥まで肉棒を感じる。
 きゅっきゅっと締めつける音が聞こえるかのように、2人が腰を振り乱していた。
 「イク、イク、イッちゃうぅ」
 「俺もダメかも」
 「私も…いい、いい、そこ、そこ、そこっ、あー」
 あっという間に、2人は相次いで果ててしまった。
 「す、すみません、久しぶりなんで…」
 大量のザーメンを放出したばかりなのに、仕事口調が抜けない橋本さんが、なんだかおかしかった。
 「私もです」
 息を弾ませたまま、お腹の上に飛び散った白濁液をティッシュで拭き取る。
 ついに肉体関係を持ってしまった。秘密の個人情報が共有されたのだ。
 「キスしませんか?」
 橋本さんがにやっと笑って唇を重ね、きつく私を抱きしめてくれた。
 その瞬間、パソコンから女の叫び声が聞こえた。
 「まだ動画は終わってないんですね」
 「もう1回、します?」
 仕事の相性の良さは、ベッドの上でも変わらない。
 そんな個人情報が付け加えられ、今に至っている。 (おわり)

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