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投稿・私の性告白

エロ動画でイク女(5)

ときどき奈津子は四つん這いで…

エロ動画でイク女(5)
イラスト・幸杏奈

 《おとなしいと思い、アルバイトで採用した奈津子は、ネットのエロ動画を見ながらオナニーするのが大好きという、変わった性癖の持ち主だった》

 そして、奈津子が官能の表情を浮かべるようになった頃を見計らい、エロ動画を見せてやる。
 やはり、普通の男女のセックスの映像より、女性のオナニーを好んだが、レズの動画でも興奮するようだった。
 奈津子がエロ動画を見ながらオナニーをし、私は奈津子のオナニーを見ながらオナニーをする。
 ときどき奈津子は四つん這いでオナニーをすることもあった。彼女自身が私に四つん這いでオナニーをする痴態を見せて興奮するのか、あるいは私が興奮すると考えたのか、四つん這いでオナニーするときの彼女は、ひときわ感じているようであった。
 私は、尻肉の狭間を見ながらでも興奮したが、やはり奈津子の淫猥に歪む表情や快感に喘ぐ様を見ながらの方が興奮できた。
 そんな関係になりながらも、奈津子は仕事場では無関係な女を見事に演じた。
 それから5カ月後、マンションは完売。さらにひと月して竣工し、決済、引き渡しもすべて無事に終了した。
 奈津子との最後の夜。いつものようにオナニーをしながら、奈津子が私を見た。
 「セックスさせてあげられなかったけど、最後だから。私がイッたあと、お口に出して」
 そして自分が絶頂を極めたあと、私を立たせて、自分は膝立ちになり、口と手指で私の勃起を愛撫した。
 勃起をしゃぶり立てて歪む表情に興奮して、私は奈津子の口の中に精液をぶちまけた。
 奈津子は精液を飲み干したあとも、勃起がなえてしまうまで、口での愛撫を続けていた。
 それまでは、精液と愛液の始末をしてからしばらく抱き合って横たわり、私が煙草に火をつけるとか、トイレに行くとかのタイミングで、奈津子は洋服を身に着けて帰るのだが、その夜の奈津子は初めて帰ろうとしなかった。
 私たちは抱き合ったまま眠りについたが、朝目覚めると私の腕の中に奈津子の裸身はなかった。
 私は奈津子との関係をやめようと考え、人事部長に奈津子の継続雇用を進言するのをやめた。
 奈津子にとっても、独り暮らしをしながら他の都市で生活することに、メリットはなかったはずだ。
 それから10年あまりがたった。彼女は今でも、同じようにエロ動画を見ながらオナニーしているのだろうか? それともトラウマが解消し、ちゃんとセックスができるようになっているのだろうか?
 今更ながら、不思議な女、不思議な関係だったと思っている。
  (おわり)

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