おやおや?Hのトリビア

「初夜権」とは (2017/04/21)

 「恥ずかしさ 嬉しさ怖さ 痛さ能(よ)さ」などと、初夜のシーンを詠み込んだ艶笑川柳もありますが、初夜の床で新妻の初穂を摘むというのは、新郎にとって、心躍る作業でしょう。
 もっとも、現代では処女で結婚式を迎えるなんて娘さんはほとんどいないと思われますが、ま、それは横に置いといて、この一番楽しいはずの作業を、新郎以外の特定の男が優先的にやってしまうというとんでもない風習が、昔、世界のあちこち、そしてわが国でも行われていたのをご存じですか。
 「初夜権」といい、元は宗教行事から発生したと言われています。そして、その栄えある特権を行使したのが、領主、聖職者、長老たち。そのうえ、後代になると、仲人までがその任についたというのだから驚くほかありません。
 そして、この初夜権成立の理由としては、
 (1)血がケガレと考えられていた時代、新婦の破瓜時の出血(ケガレ)をハライ、清めてやるために。
 (2)支配者が服従者に女性を下げ渡してやるという意味合いから。
 (3)略奪婚の風習があった地域で、よそから略奪してきた娘をその部落の一員として承認してもらうため。
 などが考えられていますが、領主、聖職者はともかくとして、長老のモノが、ちゃんと役に立ったのか疑問だなぁ…。

(桑)

〔2017/4/20付け 夕刊フジ紙面から〕

Ads
風俗情報はピンクハート